これまで、「できるビジネスパーソンはレスが速い」というのが定説で、もちろんそれ自体は何ら異論はありません。しかし、最近はAIやノーコードツールがたくさん出てきたことで、レスポンスの速さは当たり前、勝負の土俵はもはやアウトプットのスピードに変わりつつあります。
リサーチや企画のみならず、ライティング、デザイン、プログラムなどの制作・開発領域の成果物でさえ、人によっては打ち合わせ中に会話をしながらラフやタタキをさくっと作り、その打ち合わせ中に内容をチューニングしていくことができる時代。主にBtoB領域にフォーカスして語りますが、問い合わせから商談、契約、打ち合わせ、成果物の作成・提出という一連のプロセスにおけるスピーディーな価値提供が、顧客体験として重要になってきたことをこの数カ月で痛感しています。
スピードの重要性については9月にもブログに書きました。
が、ここに書いてある内容も陳腐に思えるほど、タスクの開始からアウトプットがある種シームレスにつながっている状態を求められるようになっていますし、何より立場が変われば自分自身が一番それを欲していることを自覚しています。
本日発表されたグーグル・クラウド・ジャパン代表、平手氏の年頭所感でも「AIエージェント元年」と表現された通り、この2025年は私たちの業務環境に非常に大きな変化が起きるでしょう。数多くのサービスが登場し、キャッチアップするのも苦労しますが、学ぶ時間をしっかり確保し、より良い顧客体験を提供できるよう、当社としても尽力してまいります。
本年もよろしくお願い申し上げます。