実行力は、「失える力」に比例する

最近、移動中や仕事中にポッドキャストをよく聞くようになりました。メディアもYouTubeも引き続きよく見ていますが、テキスト記事や動画と比べて、ほかの作業しながらダラダラと聞き流しやすいので、けっこうはまっています。

音楽系かビジネス系のポッドキャストを聞いてまして、友人経営者の石野さんと野口さんがやっている「突撃!隣の人材ビジネス」、あとは「経営中毒」「厚利少売ラジオ」「ALL AI PODCAST」「まねーてくてく」あたりをここのところ聞いてます。みなさんのおすすめあったら教えてもらいたいです。

ほかには、今日のテーマに関連するのですが、けんすうさんと箕輪さんがやっている「ご神託ラジオ」がいい感じの緩さで好きです。そのなかで、「AI時代の実行力」をテーマにした回がありました。動画版もあるので、ぜひ見てみてください。

いくつかのテーマで語られていますが、前半部分の要点としては、AIによって実行のハードルは下がるが、実際に行動に移す人の割合はそこまで変わらず、行動に移せる人や、行動してから学べる人の行動量・成果が増える。だからAI時代でも実行力こそが重要。といった内容です。

さらにこの中で、実行できる人がなぜ実行に移せるのか、ということについても触れられていますが、ここで語られていた「失うことを恐れない or 失ったことをイベント・コンテンツ化できる」というのがまさに本質だなと思いました。

自分自身はどっちかというと引っ込み思案な性格で、実行力に自信があるタイプではありません。ただ、何か新しい体験を得るために投じた時間やお金を無駄にする(かもしれない)ことに対してそこまで抵抗がないので、「失敗しても失敗したという学びを得られるからいいか」と割り切って考えることはできてるのかもしれません。

人のキャパに上限がある以上、実行することと失うことはセットで考えないといけないというのが個人的な意見ですが、実行力を身に付けたいと思っている人ほど、その手前にある「失うこと」に対して慎重になってしまっているように思います。逆に、時間でもお金でも失える力が大きいほど、実行できることも比例して大きくなっていく。

先日別のブログでも書きましたが、年齢を重ねたり、キャリアを積むほどに時間やお金、あるいはポジションなどを失うことに慎重になってしまいがちなのは事実なので、自分自身も「失える力」を持ち続けられるようにありたいものです。

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