変化することを、厭わない

AIを誰もが使う時代、AIでさまざまなことができる時代になりました。領域によって「できる」というレベル感に差はありますが、デザインも開発もライティングも、さまざまな仕事が、AIによって変化していることは事実でしょう。

これから先、AIに加えロボティクス分野も進化してくると、現在巷で「不要論」が騒がれているホワイトワーカーのみならず、エッセンシャルワーカーの領域でも「人間は必要か」「AIに仕事が奪われるのか」という議論が巻き起こってくることは想像に難くありません。

これについて論じたいわけではなく、大事なことは、今後の技術進化が私たちの仕事に及ぼす影響は、これまでの比ではないであろうということです。

こうした環境下では、リセット、アンラーン、リスキリングといった言葉で表現されるような、新しいものを学び続けること、つまり「変化」をし続けることが重要になると考えています。

とはいえ、人や組織のキャパシティが有限である以上、新たなものを受け入れるためにはこれまで培った何かを先に捨てなければなりません。そのためには「捨てる勇気」「失う覚悟」こそが大事ですし、それが持てない人は新たなものを得ることができません。先に「捨てる」「失う」リスクを取る必要があります。

これまで培ったものに固執せず、変化できること自体が価値になる。事業でも組織でも、個人でも。話としては非常にシンプルですが、年齢を重ねるほどに意外と難しいのがこの「先に捨てる」行為です。

本日より当社も2期目を迎えました。talentalという事業や会社も、そして代表である私自身も、変化を厭わないようにありたいと思っています。

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