業務提携に対する考え方

まだ登記完了したばかりで本格稼働は10月からという段階にもかかわらず、業務提携のお声がけをいただくこともあり、大変ありがたく思っています。

起業したばかりで大変だろうから、という配慮も多分にあるだろうとは思いますが、何にせよ設立間もない当社に興味を持っていただけるのは嬉しいことです。

頂戴した機会にはしっかりお応えしたい一方、リソース的にすべて対応するのは難しい面もあり、こっちは受けるけどこっちは受けないというのも自分も嫌ですし、あくまで当社の企業価値向上に直結する活動のみに専念すべきと考えています。自分自身の信念をぶらさないためにも、業務提携に対する指針を後述の通りしっかり置いておきたいと思います。

若輩経営者の身で生意気言って申し訳ありませんが、ご容赦ください。

1. 提携による別法人の設立はしない

こういう新規事業を考えているので一緒に別法人を作ろう、あるいは取締役として参画してくれ、というお話をいただくことがありますが、現状はお断りしています。

非常にありがたいお話なので恐縮ですが、自分自身、業務のマルチタスクは決して苦手ではないものの、気持ちの面でのマルチタスクというかマルチミッションは性格的に合わず、あくまでシンプルにtalentalの企業価値向上のみに専念したいと考えています。

もちろんtalentalのサービス提供のひとつとして私自身のレンタルは可能ですので、取締役ではない形(業務委託契約)は大歓迎です。talentalとしてのクライアントワークに手を抜くことは絶対にしません。

2. 他社サービスの代理店にはならない

たとえばAI関連や広告・ツールなどの販売を当社が代理店となって行うようなケースです。極めて小さな自社の営業リソースを自社サービス以外に割く余力はなく、親和性如何に関わらず、現時点では他社サービスの代理店となることは考えていません。

当社の営業活動において、当社のクライアントニーズに合致する他社サービスがあれば、善意で紹介することはもちろんありますが、そこはフラットな視点を維持しておきたいと思います。

3. 人材やサービスの供給サイドは積極的に業務提携を検討する

逆に、すでに顧客企業の基盤を有する企業や団体が、その先のクライアント企業に対して当社側のタレントのデータベースを活用した提案(新規事業開発やDX推進の支援パッケージなど)をするというケースは、当社としても非常にありがたく、前向きに考えたいと思っています。

同様に、上記のような顧客基盤を有する企業と共同で当社側のタレント(私自身を含む)と親和性の高いサービス開発を行い、サービス提供や運用を当社が行う形も積極的に提携したいと考えています。

最後に

上記、特定の誰かに向けて書いたわけではなく、自分自身への宣言としての意味合いが強いですが、当面は上記の考え方に則り、そのうえで3の部分においては積極的に業務提携を進めていこうと考えています。3のテーマに該当するような企業・団体の方はぜひお声がけいただけると嬉しいです。

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